« Bemboいろいろ | メイン | SPSS 16 Mac 半角カタカナ!? »

Adobe Garamond と Garamond Premier

 Adobe Garamond にはずいぶんお世話になりました。欧文フォントのなかでもとくにポピュラーなので、安心して使えたのです。しかし CS2 のオマケについてきた Garamond Premier がある今、どの Garamond を使えば良いのかという悩みは、より一層深くなりました。

 そこで今回は Adobe の新旧 Garamond 対決です。

 Premier になっていちばん変わったことは、オプティカル・スケーリングになっていて、バリエーションが激増したことでしょう。その他にはどんな違いがあるのでしょうか。

garamond1.jpg

 たぶんいろんな修正が入っているのだとは思いますが、とくに気がついたのは、字の並び方ががらりと変わったことです。上が古いバージョンで、下が新しいバージョン。基本的には字間が狭くなっていることがわかります。

 もともと Adobe Garamond はやや詰まり気味でした。個人的にはそれが不満だったので、Stempel Garamond の方が好きでした。だからこの変化はちょっと残念です。

garamond2.jpg

 しかしそれを補って余りある改善点があります。上図を見れば一目瞭然。下段の新しい方は、滅多に並ばないような字間にもカーニングが設定されています。g のターミナルと w のセリフのズレも解消されています。カーニングは本当に丁寧で、たとえば Z-m は 0 から -6 へ、g-w は 0 から 55へ、w-y は 0 から 4 へ、y-f は 0 から 6 へ、と変化しています。

garamond3.jpg

 全体的にみれば詰まり気味になっているのですが、逆に、スモールキャップのスペースは広げられています。このスモールキャップはとてもいい感じです。Garamond Premier の売りの一つになるのではないでしょうか。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年09月30日 00:16に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Bemboいろいろ」です。

次の投稿は「SPSS 16 Mac 半角カタカナ!?」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35